笹川スポーツ財団と共同で実施した「気候変動時代における子どもの身体活動と遊びに関する調査」の結果が公表されました。
本調査では、全国の小学生を対象として、2025年9月、11月、2026年2月の3時点にわたり、季節による身体活動の変化を追跡しました。同一の小学生2,605名のデータを分析した結果、調査したすべての時点で、7~8割の子どもが推奨される身体活動量を達成していないことが明らかになりました。
また、約6割の子どもは、3回の調査を通じて一度も身体活動ガイドラインを達成していませんでした。夏季には「暑いから」が身体を動かさない最大の理由として挙げられましたが、「他にしたいことがある」「時間がない」「特に理由はない」といった、季節にかかわらない理由も多くみられました。
これらの結果から、子どもの身体活動不足は夏の暑さだけによる一時的な問題ではなく、年間を通じた慢性的な課題であることが示されました。今後は、暑熱対策に加え、学校、家庭、地域など、子どもの生活環境全体を対象とした包括的な取り組みが必要であると考えられます。
本調査の詳細および報告書は、笹川スポーツ財団のウェブサイトからご覧いただけます。
https://www.ssf.or.jp/thinktank/children_youth/climatechange_2025.html